地域交流拠点「地下鉄宮の沢駅周辺地区」
札幌市は、平成 28 年度に地域交流拠点等開発誘導事業を創設し、地域交流拠点等において、民間の力を 引き出しながら質の高い空間づくりを進めています。
地下鉄宮の沢駅周辺地区は、地域交流拠点のひとつに位置づけられており、今回は、白い恋人パークや北海道コンサドーレの宮の沢白い恋人サッカー場などがあり多くの観光客が訪れる宮の沢ふれあい公園を対象地とし、実証実験を行いました。
冬期の公園を活用した実証実験
宮の沢ふれあい公園は、芝生広場や遊具コーナーなどがあり、春から秋にかけては多世代が集まりにぎわっています。一方、冬の利用は少ない点が課題となっていました。そこで、冬期における公園の空間づくりの検討を進めるとともに、空間活用によるにぎわいづくりを目的とした実証実験「スノーライト in 宮の沢」を実施しました。
「スノーライト in 宮の沢」のテーマは、『にぎわいと交流』。周辺施設や企業等に協力いただきながら、冬を楽しむコンテンツを用意しました。
地域交流拠点宮の沢地区のこれから 「スノーライト in 宮の沢」は2日間開催し、延べ600名以上の方に来場いただきました。来場者のアンケート調査では、満足度が非常に高く、継続的なイベント開催を求める声がたくさんありました。 今後も継続して開催するには、運営体制の充実や情報発信の強化が考えられます。さらに、宮の沢ふれ あい公園だけでなく周辺施設や他のイベントと連携した取組等を進め、エリア一体でにぎわいが創出さ れていくことが期待されます。
業務名:令和5年度地下鉄宮の沢駅周辺地区空間活用実証実験運営業務
URL:https://www.city.sapporo.jp/keikaku/kyoten/miyanosawa.html